6月例会のご案内
投稿日:2022年06月13日
2022/6/1
暑さ日増しに厳しいなか、皆様いかがお過ごしでしょうか。
5/28以降、群馬県内の35市町村では、新型コロナウィルス感染症の警戒レベルを「1」に引き下げることが決定され、厚労省では、マスク着用の考え方にも変化があり、普段通りの生活に戻りつつあるようです。
さて、6月例会では、例会担当者にてお話をさせて頂きます。具体的には、例会担当者による近況報告および、司法書士の戸丸さんから「知っておきたい家族信託」についてお話しいただきます。
また、6月例会参加者には、お茶とお茶菓子を用意するため、回答期日までに出欠席のお返事を頂きますようお願い申し上げます。
【日 時】6月15日(水)18:00~
【会 場】高崎市総合福祉センター
【回答期日】6月10日(金)厳守でお願いします。
お話しさせて頂く内容の詳細につきましては、後日、メーリングリストにてご案内いたします。
以上、宜しくお願い申し上げます。
6月例会担当/横田、松原、戸丸、井野
2022/6/4
当日、私が担当させていただくテーマについて、少しだけご紹介させていただきます。
「知っておきたい家族信託」
家族信託という言葉は、たまに新聞等で見かけることがあると思いますが、では、「どんな制度?」って聞かれるとまだまだほとんどの方がわからない、という感じでしょうか。家族信託には、いわゆる雛型がなく、いろいろなケースに合わせて事例が存在します。
そのうちの一部のことを書きますと、
- 高齢で外出が大変な親の代わりに、子供が銀行でお金をおろしてくるとき、親の通帳と印鑑を預かって窓口に行けば、お金をおろすことができるでしょうか?
以前は問題なくできましたが、今は同じようにしようと思っても、銀行から「本人の確認が取れないので、できません」と、言われてしまうでしょう。
- 施設に入っている親の介護費用に充てるため、空き家になっている親の自宅を売却したいとき、もし、家の持ち主である本人が、寝たきりで契約することが難しかったらどうなるでしょうか?
すぐに買いたいという人がいても、そのままでは売ることができないのです。せっかく買い手が見つかっても、「時間がかかるのなら買うのをやめます」と言われてしまうかもしれません。
この様なトラブルも家族信託を活用することで避けることができるのです。他にも、「遺言」や「成年後見」などの制度との比較もお話ししたいと思います。
多くの皆さんの参加をお待ちしています。
よろしくお願いいたします。
戸丸